暁の水平線-あか空

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CADオペレーターが仕事嫌になったら読んでおきたい次の職種選び

どうも、須田ジーノです。

もうかなり前になってしまったけど、3DCAD(SolidWorks)で製図をしていた時期がありました。とても懐かしい。もう二度とやりたくない仕事の1つです。

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これを読む人は多分、CADオペレーターとして就職、または異動でCADオペレーターになってしまった人もいるかもしれない。毎日、朝から晩までパソコンのモニターを見つめて図面は読みやすいか?必要な寸法はすべて入っているか?納期に間に合うか?なんて考えながら一日を過ごし、果ては夢の中で終わらない残業で製図をし続ける。。。そういうのが嫌で僕は辞めました。実際、精神病んでやめるとか体調崩すとか多い職場で毎月、新入社員の顔写真が社内広報に載ってました(マジです。入社翌月には後輩ができて引いた)。

この日本は技術者派遣業務を行う企業がとても多い。田舎の中小から誰もが一度はその名を聞いたことがあるであろう大企業までこの商売をする所は多い。

この仕事、未経験でも採用されやすいし、企業も研修するから安心して入社して欲しい。みたいなこと言って歓迎ムードを醸し出す会社が多い。儲かるのだろうか。

僕は機械系のCADオペレーターを辞めたばかりの頃、再就職先の候補として同業他社を入れていた。やめて1,2週間で内定を取って雇用条件の書類を送ってもらい確認したが、年間休日、基本給、賞与などの諸々がアップしていて見込みの年収額は50万以上増える条件だった。待遇は良さそうに見えたものの、あの仕事を再びするくらいならこんな端金ではやりたくないと思い辞退した。辞退して正解だったと今でも思う。

僕の愚痴はこれくらいにして本題のCADオペレーターからの次の仕事選びについて話していきたい。一個人の体験談、僕の場合はこういう選択をした。という話をしたいので、そういう考え方もあるよなくらいに読んでもらえればいいです。転職アドバイザーでもなんでもない人間のいうことです。流し読みで十分。

僕のように仕事を変えたくて苦しんでいる人のちからになれたら僕も嬉しい。

 

割と専門的な仕事ーCADオペレーター

CADオペレーターやってると言って一発で理解してくれない人も多い仕事。

パソコンで図面描いてるというと、設計者と勘違いされるけど、実際は製図がメインであって設計はしていない。ややこしいポジションです。だから面接へ進んでも、採用担当がCADオペレーターという仕事があることすら知らないこともありえます。まずはそこの説明から始まる(もしかすると、ホントは知ってるけど説明力とかを試そうとして知らないふりをする人もいるかもしれない)。

次に、転職活動で別職種を応募しようとすると今までの仕事経験が活かすことができなくて自己PRが弱くなりがちです。今、転職活動中の人は自分の経験や仕事スキルの強みが応募職種と関連性が説明できなくて苦労する人も多いのではないですか?僕は転職エージェントにつぶしが効きにくい仕事だと相談時に言われた記憶があります。汎用性が低いからです。汎用性が高いという意味では営業が挙がるそうですね。確かに、集団面接の時の営業マンは強い。自分の売り込み方がうまい。

CADオペレーターについてざっくりスキルを考えた

  1. 図面が読めるーー図面を描かない仕事でも、図面を読む関連職種で即使えるスキルとして言える!例えば、製造現場、品管、製造系営業マンなど製造系の仕事
  2. CADソフトが使えるーー同じソフトの使用経験だとかなり喜ばれるけど、違っても業務経験があれば安心して相手も採用の決め手にしてくれるかも
  3. 製図経験・知識ーー図面を描く仕事がある職場なら当然歓迎されます。ただ、アピールするなら、応募先の製品と似た製図経験がないとそこまで評価されないかもしれない。製図といっても、板金図面を描いてきた人が金型や樹脂系部品を作る会社に入ったらまた勉強しないと描けないと思う。
  4. 図面から形状を立体的に理解できるーーこれって図面に携わった人なら重要なことだって分かってもらえますよね?

CADオペレーターと関連性がある仕事ー製造現場、営業(製造)など製造業

当たり前だけど、CADオペレーターの経験は製造業で活かすのが採用の勝率高い。

上でも書いたとおり、4つのスキルが最低でもあるのでそこに関連したものを選ぶと自然と製造業の職種のどれかに行き着きます。

図面は読めるけど、描きたくない!わがままなように聞こえて図面って描く人より、読んで仕事に利用する人がほとんどです。描けるより平面の図面情報から立体の形状や加工した結果の状態が理解できるという点が関連職種では他よりも秀でた能力になる可能性があります。自信を持ってアピールしたいCADオペの強みです。

例えば、営業の経験はないですが、図面が読めます。製図経験があるので設計者との意思疎通にも自信あります!みたいなことが言えそうですね。取引先と設計の良い橋渡しのできる営業になりそう。

製造現場で入ってから、社内で間接部門へ変わる

僕がこれですね。

製造現場を経験してから今は間接部門で働いています。主に、図面が絡む書類整理が多い。小さい企業なので色々と書類の更新する余裕がなくて新人の僕が業務を覚えながらやっているという感じですが。図面を描いていた経験があったおかげで図面を読みながらデスクワークしてます。

製造業でも実際の製造しない人は意外と多いもので、品質管理、生産管理、総務、営業などです。他にもありますが、わざわざ書かなくても自分で調べて知っている人も多いハズ。ここではすべて書きません。

まとめると、製造業でなら別職種への活路はある

転職で一番カンタンかつ年収が上がりやすいのは、同業種同職種です。

が、CADオペレーターをやめる前提で考えると、同職種ではなくなってしまうので同業種同職種の転職よりちょっと難易度が上がります。業種としては製造だけど図面を使うような仕事で探すなら内定が取れる可能性あります。これが、業種も製造以外で未経験職種になると年齢によっては絶望的になるかもしれません。

なぜそうなるかは転職関連の本や転職アドバイザーにでも聞けば分かりますが、採用担当があなたを見てうちでもこの人は仕事をやっていけそうだと判断できる客観的な根拠が減れば減るほど不採用率が高まるということです。

CADオペレーターが料理人になりたいとか言っても仕事内容やスキルで被る部分がほぼないですよね?知識・経験が被る部分が多ければ多いほど相手も能力面で安心して採用する。被る部分が少ないほど、不採用になりやすい。かんたんに言うならこういうことです。

製造業でも、総務や経理は同じ間接部門でも実務経験的には被る部分がないので未経験の応募は厳しいように感じます。というか男の僕は一次面接は行けても次へ進めないってことが多くて諦めました。今思うと向いてなかった気がします。採用されなくて良かった。

以上でCADオペレーターからの次の職種選びは終わりです。

世の中にはCADオペレーターに夢見て入って絶望して辞めていく人が多いです。だから、こういう記事は需要がある気がして書きました。

こういう仕事体験談あれば読みたいとかあれば、書ける範囲でやります。ブックマークのコメント、Twitterで絡んでくれたら、またいつか書きます。ではっ!

 

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