メルカリで不要品を売ってお金を稼ぐことができるのか試してみた

どうも、須田ジーノです。
捨てればただの「ゴミ」、欲しがる人に譲れば「お金」に変わる。
思えば僕はモノを買っても、個人でモノを売ったことがない(買い取りしてくれる店で不用品を持ち込んだことはある)。買い取りはダメではないけど買い叩かれた経験があって、あまり好きではない。バカみたいに安い金額を提示され、売らずに持ち帰っても仕方がないので言い値で売ってしまう。後日店に行けば売った商品に10倍近い額の値札が貼られたいた……そういう経験は誰しもあると思う。すごい損した気分になるけど、個人ではなかなかお金を出して欲しい人に巡り会えないからなと諦めてしまう。
僕にとっては不用品は買取店かゴミとして処分するしか今までは選択肢がなかったわけだけど、今はフリマアプリの利用者も増えている。少し手間はかかるかもしれないけど、買取店で足元見られて小銭掴まされるよりはいいかと思い「メルカリ」を使って不用品が売れないか試してみた。今回は実際に売れたので報告話を書いてみようと思う。
想定している読者
- メルカリで稼げるのか気になる人
- メルカリで出品しているけど、まだ売れたことがない人
メルカリ初心者が偉そうにメルカリ初心者を相手に書いています。
メルカリで出品する人はこれからも増えるかもしれません。ですが、これがリアルな出品者側の実態であることを伝えればと思い書いています。一個人の体験談なので、あくまでもそういうやつもいるのか、ふ~んって軽い気持ちで読んでもらいたい。
メルカリで出品した感想「買取店よりはお金になるけど。。。」
正直に申し上げると、小銭稼ぎのために頑張る時間が惜しいと思ってしまう社会人も多いのではと思ってしまった。
なぜかというと、メルカリはネット上のフリマ(フリーマーケット)なのでメルカリ上で出品してからが長い。流れを箇条書きで書くと以下のようになる。
- 不用品の写真、商品の状態、商品の説明文章、売値の設定、配送方法の提示までして出品完了
- 購入希望者が現れるのを待つ
- 購入希望のコメント、値引き交渉などのメッセの対応
- 購入されて支払い通知がメルカリから来たら梱包作業
- コンビニ、郵便局などで配送依頼をする
- 無事、購入者に届き受取評価と呼ばれるものが終わるまで待つ
- メルカリが受取評価を確認したら販売手数料、送料を差し引いた残り額がメルペイに振り込まれる
こんな感じです。お金を手にするまでの時間が長いです。たぶん、読んでいるだけでメルカリで売るのやめるわって人も多いと思う。ページを閉じるか、戻るボタンを押してください。ここまでありがとうございました。\(^o^)/
ここからはまだ読んでもいいよって人向け。
僕は匿名配送というお互い(購入者と出品者の双方)の住所などが分からないように送ることができる方法を選んでいます。これは普通郵便よりも配送料が高いのですが、購入者も安心して購入できるので多少高くてもこれにしています。
これが安くて175円から。送るもののサイズが大きくなれば当然高くなってしまい、700~1000円くらいの送料を出品者である僕が売上から負担します。*匿名にこだわらないなら送料はもっと安く抑えることはできる。
そうなると、手元に残る金額を考えて不用品でも何を出品するか、いくらまでなら買い手が現れそうかなど考えなければいけない。1度の取引で頑張っても手元に残ったのは数百円なんて結果になったら悲惨ですよね。それなら買取店に持ち込みするか、知人や家族に譲るか、それともゴミとして捨てるかってなります。
売る時に気をつけていること
僕なりに一応、売れる努力はしている。せっかく時間をかけて出品の準備をしているので売れてくれなくては困る。僕がしていることをいくつか紹介すると
例えば、
- 写真の1枚目で興味を持たせる
- 売れてる金額設定を調べる
- 出品する時間帯
- 商品説明文
- プロフィール(安心感を持ってもらうため)
- 売れるシーズンに売れるものを出す
こんな感じですかね。
これらはすべてネットで得た情報です。Twitterで交流のある方からのアドバイスだったり、ググった結果を上から順に記事を読んだりして得られたものです。試せるものは順番に試す。ダメなら新しい方法を探します。
3週間の売上額
正直に報告すると、2つ売れて「3,700円」。3週間で3,700円です。どう思います? 少ないですよね? 僕もそんな気がしますが、これはあくまでも売上であり、ここから更に減ります。なぜ減るかというと、「販売手数料」、「送料」が発生しているからです。
売上から諸々を引いて……
メルカリでは現在、購入されると販売手数料が発生します。
これは出品したものが売れると、購入者が支払った金額に対して10%の金額が自動で引かれます。これが運営側の取り分。高いですね。
次に送料。メルカリでは出品者負担と購入者負担の2つを出品時に選ぶことができる。しかし、売上につながるのは前者の出品者負担です。ちなみに、僕が売った2つも僕が送料を負担しています。
ということでここから「販売手数料」と「送料」を引くと何と手元には「2,355円」になりました! わっ! わ~すごいな。1,345円も減った。
テレビのCMで見た覚えがある人もいるでしょう。フリマで女性がお客からお金を受け取ろうとした瞬間に横から場所代と称してお金をかっさらって行くというCMを。他人のプラットフォームで商売をするとこういう中間搾取が存在するということを肌で体感しています。
出品しているもの
次に僕が売っているものを紹介。売り物選びが良くないのかなと思いつつ、不用品から選んでいるので売れずに手元にあるよりはマシかな程度で順番に出している。
売れたもの
- 筋トレグッズ(ほぼ新品)
- マンガ全巻セット
売れていないもの
- タレントグッズ
- マンガ(未完セット)
- ビジネス書
本を中心に売ろうとしたものの、本で過去に売れた商品の値段などを検索すると1000円未満が多く、時間のムダと判断して出品はあまりしていません。ただし、マンガ全巻セットなら数千円になりそうだったので出品しています。それでも売れるのに時間が掛かった。
ここでいう売れたマンガは全巻10冊+公式ガイド的な本1冊の計11冊セットでした。これが2000円で売れました。5年以上前の作品で一応実写映画化はされたもののヒットしなかったので古い作品の割には値段がついたほうなのでは? と納得している。
ちなみに僕はこれをAmazonで3900円ほどで買っていた。1800円ダウンですね。違います。この2000円から販売手数料で200円引かれました。次に、配送料で800円引かれました。なので僕の手元に残るのは1000円です! 店で売るより手元に残ったのかな?
売る前に査定を出していないので怪しいのですが、再びAmazonでこのマンガ全巻セットの中古を買うと最安値で650円でした。そう考えると少し儲けたのかもしれない。
これからも続けるか
今はもう少し続けてみようと考えています。
まだ稼げてるなとは思っていません。ただ、売れてみると案外楽しいです。
不用品とは言え、もともとは自分が好きだったものを売っているので誰かに求められているものを提供できた! というのが嬉しい。
新規登録するなら「招待コード」で運営からポイントを貰おう
ここまで出品しても大して儲からないかもしれないぞって書いといてアレなんですが、購入者側ならアリだと思っています。
というのも、Amazonや買取店では見つけることができなかったモノが売られている可能性だってあるし、買ってもらいやすくするために値段設定を安くしている出品者も少なくないから。実際に届くまで保存状態などアタリかハズレがあって怖いけど、モノによってはメルカリで買うのはアリだと思っています。
メルカリは常識の範疇であれば値引き交渉が認められています。店よりも安く送料負担もしないで手に入れることだってありますから。
「DCSMJT」
なにこれ? って人も多いと思うので説明すると、僕のメルカリの招待コードです。では次に、「招待コード」というのは何か説明します。
これはメルカリの新規登録時に招待コードの欄に入力するとメルカリで使えるポイントが手に入ります。これは新規登録時の1度きりなので必ず使いましょう。
もう一度、僕の「招待コード」を貼っておくので、これを読んでとりあえず登録だけしようかなって人は使ってみてください。
「DCSMJT」
カッコの中のアルファベットをコピペしてください。入力ミスが減ります。
まとめ
以上で、”メルカリで不要品でお金を稼ぐことができるのか試してみた” は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!