暁の水平線-あか空

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アニメ、マンガ、小説、ゲームを中心に書く雑記ブログです。

【明智光秀】麒麟がくるにドハマリして明智城跡へ行ってきた

どうも、須田ジーノです。

大河ドラマ麒麟がくる」にハマっています。

きっかけなんて単純なもので、僕は岐阜県に住んでいて、ドラマの舞台のなかに岐阜県も入っているから! それくらい単純なものです。あとは、撮影が始まるか始まる直前に主演女優さんが交代したりして話題になったからです。

そんな軽い感じで見始めてみると、明智十兵衛(明智光秀を名乗る前)役の方が何となく気に入って、もう少し見ようかなって毎週見るようになった。歴史は苦手だし、人間関係が複雑で誰が誰なのか分からないこと多いけど、衣装がキレイだったり、江戸時代とは違う刀とか小道具に興味を持って毎週の放送が楽しみになってきた。

 

上記の通り、僕は話の内容をあまり理解できていないし、話についていけてないと自覚はある。しかし、主人公の十兵衛がどうなるのか見届けたいという気持ちが毎週見ようという気持ちにしている。

そんなわけで僕は、明智光秀がいたとされる明智城跡へ行くことにした。オタクあるあるの聖地巡礼のようなものです。作品が好きになって登場人物をよく知ろうとした結果、舞台になった場所を訪れたくなる、アレです。

幸い、僕は岐阜県民であり、ネットで調べると行けなくはない距離だったので行ってみた。これは、ちょっと明智光秀に関する場所の訪問に少しでも興味があって、調べてるって人に届けばいいなって気持ちで書いています。少しでも参考になれば嬉しいです。

 

この記事のメインの場所:岐阜県可児市 明智城

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僕が行ってきたのは、岐阜県可児市にある明智城跡。

夏になると最高気温を叩き出す常連”多治見市”の隣に位置する市。織田信長の母の出生の地であったりと、何気に歴史に名を残す人が生まれた場所だったりするらしい。

\\ 気になった人は調べてみてね! //

電車、車でも最終的には徒歩で1~2kmは移動

僕がもらったパンフレットによれば、名鉄名古屋鉄道明智駅から徒歩で23分(1.8km)で明智城跡の本丸跡に行けるらしい。多分、これは道に迷わず、そして足腰が丈夫ならっていうタイムだと思う。低い山の上がその本丸跡だから、駅から行くならもう少し時間と体力がいると思ったほうがいい。駅から行くなら駅周辺で飲料水を買っておくことをおすすめします。目的地近辺にはコンビニがないです。(僕は見つけられなかった)

 

行くなら、やはり車。

タクシーで花フェスタ記念公園という場所の駐車場を無料で借りるか、タクシーで近くまで送ってもらうかが良いと思う。

駐車するなら、花フェスタ記念公園(市も案内している)

市も今作の「麒麟がくる」を応援しているようで、明智城跡へ行く時の駐車場案内をしている。

akechimitsuhide.com

今は、コロナの感染が懸念されるということもあってか、僕がこの花フェスタ記念公園の駐車場へ行ったときは半分以上、空いていた。駐車場も1000台以上が停められるところなので、安心して駐車できる場所と言えます。

路駐は禁止されているし、道がせまいからやめよう

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行けば分かるけど、城跡へ近づくと、カラーコーンとバーで路駐できないようにたくさん並べられているし、道がせまいから路駐は普通に危なそう。20~30分は歩くことになるけど、行きたい人は頑張って歩くしかなさそう。*自転車を止めるための場所も特に準備されていない。

天龍寺明智光秀の位牌

約184cmの明智光秀の位牌があるらしい。僕は一応、明智城跡を見た帰りに天龍寺に寄ってみたものの、扉が閉じていて見ることができなかった。パンフレットが明智城跡にも置いてあって、そのパンフレットに写真が載ってる。書いてて思ったけど、位牌が184cmってデカする。普通に自分より高い。

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正面の石像が象?どういうものか気になった

天龍寺の正面の建物に2つの石像があります。どちらも象に人?がまたがっているもの。写真を撮るのは場所的によろしくないと判断して写真はなしです。ご迷惑のかからない範囲で気になった方は訪問してみてください。

目的地:小さい山の上だから、虫対策と歩きやすい格好で行こう

ここに来てやっと本命の明智城跡についての情報です。

なぜこういう順番で話すのかというと、駅や駐車場から歩くと明智城跡に着く手前に天龍寺があったからです。

 

位置関係的に、

  1. 天龍寺を訪問
  2. 天龍寺付近で売られている御城印を買う
  3. 大手門をくぐって登る
  4. 明智城
  5. 展望台で明智城跡から見える自然風景を眺める
  6. 展望台下の十兵衛坂を通って下山
  7. 時間があるなら花フェスタ記念公園で遊ぶ
  8. 帰宅

こういう流れになります。

大手門

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石畳のゆるい坂を登って向かうルート。

残念ながら僕は別ルートから登って、6.の十兵衛坂から下山しました。

僕の把握するだけで明智城跡へたどり着くルートが3つあります。十兵衛坂は簡易舗装で泥というか足元がすべりやすいところがあったり、草木が生い茂っているので蚊が多いです。

明智城跡は石碑がいくつか

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城跡なので、城はないです(当たり前だけど)。

あと、小さい山を平らにしましたって感じで山?ってくらいせまくて小さい。麒麟がくるが始まってからボランティアでガイドをしているお爺さんがもしかするといます。僕は話が盛り上がって20~30分くらい明智光秀についてや、明智城跡についてのお話を聞かせてもらった。多分、これがなかったら、「え?これだけ?なんもないじゃん」ってなっていたと思う。

展望台から見える景色

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今も山と水田が多く残っていて、昔の明智光秀もこういう自然風景を見ていたのかなと思うと、とりあえず来た甲斐はあったかなと。

明智城跡周辺にあるもの

パンフレット置き場とカウンター

f:id:Hachan:20200915225929j:imageパンフレット置き場とその隣にカウンターがあります。

パンフレットは明智城跡周辺にある明智光秀にゆかりのある場所などが書かれたもの。

駅や最寄りの駐車場からの探索ルートなども書いてあるので、これを見ながら歩けば一通りは観光できる。ネットでもPDFがあったのでURLを貼っておきますね。

https://akechimitsuhide.com/wp/wp-content/uploads/2019/07/8304a243087efd00e7da28882f59244f.pdf

で、その下にあったカウンターは、明智城跡を訪問した人に一人につき1回押してもらいたいものらしいです。僕も記念に押してきました。

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七つ塚(写真はなし)

明智城が落城した時に亡くなった7人の武将を祀ってある塚だそうです。写真を撮るべきものではないかなと判断してやめました。

本件とは関係ない石碑:コウライオヤニラミの化石発見地

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正直、なにそれ?って僕も思ったんですけど、大昔、日本と朝鮮半島が陸続きであったことを裏付ける化石がここで発見されたとか。大昔って1800万年前らしいんですが、岐阜県と呼ばれるようになるこの土地にも海が昔はあったったなんて。海釣りが好きなものとしては複雑な気持ちになる歴史。

ついでに寄ってかない? 花フェスタ記念公園で明智光秀の博覧会もやってる(ドラマの衣装とかも展示中)

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花フェスタ記念公園っていうのは、普段は季節ごとの花を楽しむことができる有料の公園で、春はネモフィラ畑、見頃がいつかは知らないけどバラ園なんかも有名というか売りの場所です。

どこでもそうだけど、展示物って撮影禁止なのでここでお見せします!ってことはできませんが、僕が見たものをざっくりと紹介

  1. 明智十兵衛の普段の衣装
  2. 各出演者のサイン色紙
  3. 可児市の人へ向けた役者さんたちからのビデオメッセージ
  4. 明智光秀に関する歴史資料
  5. 明智十兵衛が生活していた建物の模型
  6. VRを使った解説動画

4月の時に訪問した時に見たものです。

今回、明智城跡の帰りに無料で見られる場所だけ入らせてもらって4月にはなかったものとして、歴代の明智光秀を題材にした大河ドラマで使われた鎧の展示がありました。

ドラマ関係の資料は有料で大人500円、小中高生は200円

明智光秀の歴史的な学びが得られるコーナーは無料で楽しめますが、ドラマ関連の資料は大河ドラマ館という同じ建物の一部を区切ったコーナーにあります。こちらは見出しに書いたとおりの料金では入れます。料金は花フェスタ記念公園の正面にある窓口で買ってチケットと交換で入る仕組み。

明智城跡へ行った感想

 正直に申し上げると、明智城跡って石碑と展望台があるくらいで大河ドラマがやらなかったら一生行かなかったんじゃないかと僕は思う。

僕は学生の時、いつも歴史のテストが赤点だったし。歴史の面白さが分からないです。ただ、ドラマっていう形で興味を持って城跡を見てそこからの今なお続く水田と山に囲まれた土地を上から眺めながら、これが明智光秀の生きた先に残ったものか、と考えるとちょっとは来てよかったのかなと思います。

ちなみに今は大河ドラマの関係でボランティアのガイドさんが明智城跡の近辺にいることもあり、明智光秀に関するお話を聞かせてくれる方もいます。なかなか面白かったので行くなら大河ドラマが終わる前に一度訪れてみてはどうですか?