【総合評価★★☆☆☆】実写化映画:斉木楠雄のΨ難の感想
どうも、須田ジーノです。
実写化映画:斉木楠雄のΨ難を見た感想。
ネタバレを含む感想です。ネタバレが嫌な人以外はここから先もどうぞ最後までぜひ読んでください。
総合評価&あらすじ
総合評価:★★☆☆☆
- 30分を60分に感じるくらい96分は長かった
- キャラの再現度が全体的に低い(ただし、燃堂だけは異常に完成度が高い)
- 演出に安っぽさを感じる箇所が多い半面、ネタ的には面白いときもある
- 照橋心美の親衛隊のおじさん率の高さ
全体を通しの感想を言うと、何度も見たい作品ではなかった。
1回見て話題のネタになればいいかなくらいの気持ちで見ればガッカリしないと思う。
原作漫画「斉木楠雄のΨ難」が好きなら燃堂の再現度の高さで笑えた。
具体的にいうと、ケツアゴの違和感のない質感と話す時の雰囲気、高校生離れ感が面白い。
他の役で面白いと感じたのは元ヤンの窪谷須(くぼやす)。ストーリーよりもキャラで楽しむといい作品。
あらすじ
生まれながらにしてあらゆる超能力の使い手の高校生・斉木楠雄。彼の願いは、「超能力者としてではなく、ごく普通の人として生きること」。彼の願いとは裏腹に、周りにいるのは超能力を持ってしても心が読めないゴリラよりも何も考えていないバカ、斉木に思いを寄せる美少女、熱血バカ、パンピーを装った元ヤン、中二病といったクセの強いヤツばかり。毎年恒例の文化祭の廃止の危機に影で無事終わるように動くが……
この映画の、ここが良かった
ストーリーではなくキャラで笑わせてくれる
ギャグ要素の多いSF学園マンガが原作を96分にまとめているため、ストーリーはそれなりというか強引な印象。
そのかわり、キャラのインパクトの強さで笑えるシーンが多く、ツマラナイ→ウケるを繰り返す。
印象に残ったセリフ・シーン
燃堂のビジュアルだけ異常に力が入っている
原作を知っているなら説明不要だが、燃堂とは主人公・斉木楠雄を「相棒」と呼ぶ、超能力者でも気配を察知することができない楠雄の同級生。
この男はキレイに割れたケツアゴ、深い剃り込み、おっさん顔が特徴的な人物。
これらを再現するために力を入れていて、また登場時間も主人公並みに多いこともあって見終わった時に燃堂が面白かった以外に印象に残ることが少ないかもしれない。
次に面白かったのも窪谷須の顔芸
元ヤンということでヤンキーに戻る瞬間の顔が般若みたいで少しフフってなる。
あとは、メガネを外すと目が数字の3になるという昭和チックなマンガ的演出が3ではなく4になったのがツッコミどころすぎて地味に笑った。
ミスターイリュージョンの母がだんだんテンション上げてショーを盛り上げていく
文化祭に来たマジシャンのアシスタントをマジシャンの母がしていた。
最初、黒の網タイツとかの衣装を嫌々、着せられたオバサンって感じでThe・エキストラの人だった。が、マジックショーが進むに連れてマジシャンよりもショーを盛り上げるようなテンションアゲアゲで進めていくキャラ変が良い意味で笑いを誘っていた。
こんな人におすすめ
- マンガ「斉木楠雄の災難」を読んだことのある人
- 実写化映画をネタとして楽しめる人
- 橋本環奈、山崎賢人、新井浩文が見たい人
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