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【総合評価★★★☆☆】東京喰種トーキョーグール・ネタバレありのレビュー

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どうも、須田ジーノです。

 

原作漫画「東京喰種」をアニメで見てから原作漫画も読むようになった派です。

実写化されてCMでも戦闘シーンを見て気になってた作品で、Amazonプライム・ビデオで見ることができたので見てみまたのでレビューを書きます。ネタバレを含むので注意!

 

この作品はPG12対象作品です。12歳未満のお子様は保護者と一緒に見ましょう!

 

総合評価:★★★☆☆

  • 原作を所々変えられていて、原作を忠実に描いているとは言えないのが残念。ただし、大元のストーリーは守られている。
  • 喰種(グール)の身体的特徴である「カグネ」をCGで再現していてアクションシーンがリアルで面白かった

あらすじ

姿は人をして、人を食べて生きる怪人・喰種(グール)がいる東京。大学生のカネキはある日事件に巻き込まれてしまい、喰種の臓器を意識がない間に移植されてしまう。この移植によってカネキは喰種へと変化してしまい彼の世界は一変する。人のままでいたい自分と空腹から人を食べたくなる衝動に悩み苦しみながら喰種と喰種を駆逐するための人間の捜査官との戦いにカネキは巻き込まれていく。

この映画の、ここが良かった

ウタさんが作中一番、原作に忠実な再現度と演技。

喰種の中でも個人的にはかなり好きなキャラなだけに完成度の高さに満足。見た目、演技もウタさんって感じがして、見ていて「おっウタさんだ!」ってなりました。

欲を言えばもう少し登場してほしかった。

5分も映ってない。

喰種の武器である「カグネ」がCGで体の一部のように見えた

血管が浮き、禍々しい形状と色、そして動きが喰種の感情と連動している様子が生きているようだった。CG使っても再現度が低すぎてガッカリな実写化……にはなっていなかったのがポイント高いです。

印象に残ったセリフ・シーン

「夫婦ではなくて番(つがい)だ」

 マド捜査官が喰種の夫婦というセリフに対して放ったセリフで、人の姿をした人外であって人としての扱いを一切しない意思を感じるものでした。

実際、彼の言動は一貫して喰種に対しての情けは一切なく、非人道的な行動も辞さない姿勢で喰種と戦っていた。

ヒナミ母の腕を切断して匂いでヒナミを誘き出すシーン。

母がもしかすると生きていたのかもしれないというわずかな望みにかけて一人で「あんていく」を抜け出して行ったヒナミ。

彼女がたどり着いた場所は母が殺された現場で、落ちていた白い包みを見つけて開けるとそこに母の腕がある。この残酷極まりない仕打ちをマド捜査官はした。

 

この時、マドは子どもがいるとは知らなかったが、子どものヒナミを見ても母同様に駆除する姿勢を崩さないどころか、罠にかかって喜んでいた。

原作を知らない人のために説明すると、彼の妻は喰種のせいで亡くなっています。この憎しみで彼は生きる理由としている節があります。

 

マドはヒナミ母相手に使ったクインケ(カグネを改造してできた武器)はヒナミ父のカグネからできたもので、ヒナミ母もそれを理解して怯えていました。結果的にはそのままヒナミ母は夫のカグネで亡くなります。

さらに、マドはヒナミを追い詰めた時、ヒナミの両親からできたクインケを見せつけて更にヒナミを精神的に追い詰めるという鬼畜さを見せています。人と喰種が両者に向ける憎しみがよく描かれているシーンです。

こんな人にオススメ

  • 原作漫画「東京喰種」が好きな人
  • 実写化を楽しめる人

実写化がコケるのはよくあることですが、これはそこまで酷くない作品でした。

2期も決定ということで予習復習を兼ねて見ることをおすすめします。実写化でカグネの動きがちゃんと表現できるのかという心配が見る前にはありましたが、かなり再現度高めで戦闘シーンは面白いです。カグネで大きくジャンプしたり、突き刺したり、攻撃をガードしたりと漫画ではよくあるカグネの戦闘がどれも見れた。

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