調べれば調べるほど混乱してきた岐阜弁の曖昧な境界線
どうも、須田ジーノです。
今回はちょっと僕の個人的な興味で岐阜弁について書いてみることにした。
簡単な自己紹介
- 愛知生まれ
- 物心がつく前に岐阜に越してきて今もずっと岐阜住み
- 両親ともに他県出身(母:愛知。父:長崎)
- 岐阜の言葉を意識したのは小学生。国語の教科書で岐阜弁について学んだ
こんな感じで僕はずっと岐阜県民として生きてきた。
更に親戚にも岐阜出身の人はほとんどいない。
岐阜出身の人間は同世代だけ。親より上の世代は他県からの引っ越し組ばかり。
日常で困ることはない
別に言葉なんて通じていればいい。僕はそう思うし、同じ日本人同士ならさほど困ることもない。
だけど、僕の言葉がどこの方言なのかハッキリしなくて一人モヤモヤしている。
なぜモヤモヤするかというと僕はこの通りブログで文章を書くのが趣味みたいなもので人に文章を読んでもらうのが好きです。だから、せっかく自分が書いた文章はなるべく読み手に伝わる言葉を選びたいし誤解のないように言葉を選びたいと考えている。
岐阜弁は他県からするとキツイ、カワイイの二極端に分かれる
高校生くらいから知ったことで岐阜弁は世間的にはキツく感じられると知った。日常会話の言葉として使う身としては別に気にならないけど、キツイとか汚いと言われると少し気になるものがある。
またその一方で岐阜弁はカワイイと評判という記事をネットでも読んだ。
どっちなんだ?これは面白いと感じて、何が違うのかネットで更に調べてわかったことがある。飛騨地域で使われる「飛騨弁」とその南下で使われる言葉「美濃弁」の違いがこのイメージを作っているらしいことを知る。
簡単に書くと、
- 飛騨弁はカワイイ「君の名は。」の三葉が使う言葉。(例)~やよ。~なんよ。
- 美濃弁はキツイ。僕はこちら側の地域。愛知の言葉も多い
僕は地域的に美濃弁らしく、知らず知らずのうちに美濃弁がメインになっていた。
岐阜県って西と東のどっちの言葉の影響が強いのか
岐阜県は内陸の土地で、西日本とも東日本とも言える絶妙な場所にある。これによってあらゆる方言の集まる場所で、隣接した県との共通言葉も多いため、東海地方の標準語とも言える言葉もある。
僕個人の意見を申し上げるなら、西よりの言葉かなと思う。
語尾が「~やん」みたいになるし、三重弁も関西っぽく聞こえるから。岐阜弁もそうなのかなと思うのが理由。ただし、三重弁と関西弁は別物と言われてしまうことがあるので、もう僕には分からない。
結論もなにも岐阜弁と他の方言との線引きが決まらない
方言というものに線引きをするという発想がナンセンスだと書きながら気付いてしまう。言葉が人のコミュニケーションツールとして使われてきて変化したものであり、人の移動が大昔よりも活発な今となっては誰とよく話すかによってその人にとっての標準語が変わります。聞き慣れないならば、「よその方言」。それくらいですよね。
ぐだぐだと書いてしまったけど、最後まで読んでくれた方。ありがとうございます。
話を分けないと今以上に意味不明な文章になりそうだったので、この記事はこの程度にします。多分、岐阜弁についてまた書きます。今度は僕が日常で使う岐阜弁で日常会話の例文を紹介します。皆さんは、いくつ理解してもらえるのか、ちょっと気になります。
ではっ!