【石川県・金沢市】雨の日の兼六園は苔がなかなかいい味出してて落ち着く
どうも、須田ジーノです。
1泊2日で石川県金沢市へ旅行してきました。
今回は僕が金沢旅行で訪れた場所の1つ、「兼六園」について書いてみようと思う。感想としては、兼六園は有名なだけあって行ってみて正解でした。きれいな景色を見るのが好きな人は満足する観光スポットだと思うから金沢に行く用事があれば訪れてみてほしい。
若干、お金の話的なものを入れたけど、僕が言いたいのはそこにある当たり前に広がる庭園はものすごく価値のある景色だっていう話なので気にしないでください。
日本三名園の1つ「兼六園」
日本三名園の1つに選ばれている「兼六園(けんろくえん)」。
他は、岡山県岡山市の「後楽園(こうらくえん)」。
もう一つが、茨城県水戸市にある「偕楽園(かいらくえん)」。
この3つの庭園が日本で最も優れた景勝(けいしょう)とされるそうだ。
景勝っていうのは、風景が優れていること。また、そういう土地って意味。
僕は兼六園っていう場所が有名ってことくらいで日本三名園という言葉も知らないまま訪れたけど、雨の中でも観光客が大勢いた。
みんな傘をさし濡れながら庭園を見て回っていたけど、不満をこぼすような人には出会わなかった。多分、雨でぬれた庭木や敷地内を流れる小川や池の美しさに満足しているように思えた。
全体的に松が多い印象
入って思ったのが松の木の多さ。まぁ日本庭園といえば松なんですけど。
立派な松の木が庭全体に植えられていた。それも、かなり長く生きていそうなものばかり。ここの庭師のみなさんがどれだけ手を掛けているのか僕には計り知れなかった。
僕は祖父から譲り受けたクロマツを年に2回だけ剪定(せんてい)している。
剪定っていうのは、伸びすぎた枝を切って樹木全体のバランスを整えたりすることなんだけど、高さ2.5m前後の松一本でさえ素人には大変な作業で1日では終わらない。この程度の大きさの松でも庭師に剪定を頼むと1万なんて余裕で超えるのに、ここはその倍ありそうな高さの松が至る所にある。
松は金食い虫なんていうそうだけど、僕はそれを実感しているからここの庭師の丁寧な仕事には尊敬の念を抱かずにはいられなかった。兼六園の樹木がいつもキレイであり続けようと思ったら一体毎月いくら出さないといけないのだろう。そうとうな額になると思う。そして、あれほどの松であれば樹木そのものが芸術作品であるので、もし兼六園に行くことがあればじっくりと松の枝葉の造形を堪能してみてほしいです。
苔
苔って日本のわびさびですよね。
雨で濡れた苔は生き生きとした姿を見せてくれた。いたるところに樹木の足元を覆い被さっていて見た人の目を癒してくれる。
石灯篭の笠、井戸の蓋に生した苔。
苔は長い時間の経過を感じさせてくれます。
まとめ
石川県って雨が多い県なんですね。傘が手放せなかった。
雨の降り方はやさしいけど、いつまで経っても止んでくれなくて徐々に靴やバッグが濡れて観光日和ではなかった。
けどまぁ、それでもそれ以上に金沢って美味しいものたくさんあったし、観光スポットもたくさんあって楽しい旅行でした。
雪吊りの松もキレイらしいので、冬に行くことができたら見てみたいものですが、雪があまり積もらない土地に住む僕はいろいろと覚悟しないといけないのかなとためらってしまう。
春は桜が咲いて夜桜も楽しめるらしいので来年はまた友達と一緒に花見にでも訪れてみたい。