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アニメ、マンガ、小説、ゲームを中心に書く雑記ブログです。

軽自動車のバッテリー交換を自分でしてみたら意外に簡単だった

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どうも、須田ジーノ(@suda_geno)です。

 

初めて自動車のバッテリー交換に挑戦しました。

やってみて思ったことは、 ”なんだ、簡単じゃん” です。

 

【注意】最初に読んで下さい

この記事内容を参考に作業する場合、自己責任でお願いします。

HV車(ハイブリット車)など一部、個人でのバッテリー交換が事実上不可能な車種もあります。

ここでは、ガソリンで走る軽自動車を例に出して書くので参考にならない人もいるということだけは始めに伝えておきます。 

赤字で書きましたが、ここでの記載内容を真似しての作業は自己責任で行ってください。

そもそも何でバッテリー交換したの?

きっかけはガソリンスタンドでのバッテリーチェックです。

いつも通りガソリンの給油していたら、大学生くらいのバイトの子がやって来てバッテリーチェックをしませんか?的なことを言われたので念のためにお願いしました。

 

で結果は6段階か8段階中、下から2番目という評価でした。このままでは危ないですよ~っていうトークが始まり、内心、ここのスタンドはちょっとのことでも大袈裟に言うし信用できないなぁと思いつつも簡単な見積もりだけはして貰います。

こういうの全国的にトラブルがあるみたいですね。

 

中には本当に誠実な対応をガソリンスタンド側もしているのでしょうが、僕がスタンドで言われてから正規のディーラーさんのところへ相談すると、大体「まだ使えます。サービスで無料交換できるからします。」とか「うちの方が安くできます」みたいな流れになる。

だから個人的な信用度は、ディーラー>ガソリンスタンド。

ただ今回に関しては、バッテリー交換した最後が2年半ちょっとなので念のために交換することにします。

ちなみにガソリンスタンドで提案された内容だと、新しいバッテリーと工賃で約1万円。バッテリーは3年保証のものです、と言われましたが、僕の車は既に14,5年落ちの軽自動車。そこまで良いバッテリーでなくてもいいような気がします。

バッテリー交換をやめたほうがいい人

僕の独断ですが、バッテリー交換を自分でしないことをお勧めする人を考えてみました。あとで後悔する人は先に減らしておきたいので書きます。

  1. 重さ10kgを片手で余裕で持ち上げれない人
  2. 心配性な人
  3. 注意力がない人
  4. 作業を補助してくれる人がいない場合

まず上から順番に説明すると、軽自動車のバッテリーは約10kgあります。

この10kgのバッテリーを傾けないように垂直に上げ下げして交換するので、ある程度は力が必要です。万が一、バッテリーをエンジンルーム内に落とせば他の部品に勢いよくぶつかって壊してしまう可能があります。足に落ちても危険です。

ただ、帰宅後に自前のダンベル10kgを母に渡したら普通に床から胸のあたりまで持ち上げていたので問題なく作業できる人は多いはずです。ちょっと母のドヤ顔が面白かった。「え?こんなの余裕ですけど?」みたいな反応。健康なのは素晴らしい。

次が心配性な人。

確かに僕みたいなど素人でも交換できました。僕も父はいつも自分で交換していて何十年も車の運転しています。自分でバッテリー交換してバッテリーが原因の事故も故障も一度もしていません。つまり僕自身にとってはそれが日常の一部なわけで、バッテリー交換って難易度の高いものという印象は思い返せばなかったです。

 

それでも親や周りの人がいつもディーラーやガソリンスタンドで交換してもらうのが普通で、車のことは全て業者に頼むのが一番って環境なら?やはり自分でするのって不安かもしれない。そういう人は安心をちょっと割高な料金で業者に作業をお願いしたほうが安心して車に乗れると思います。目先の数千円の浮いたお金より、業者が調整した車に乗る安心のほうが勝る人もいるはずです。あとでビクビクしながら乗るくらいなら自分での作業は辞めときましょう。

3つ目に注意力のない人。

作業前にエンジンを切ること、プラスとマイナスの端子のつなぐ順番とバッテリーの扱いが主な注意する箇所ですが、車の部品交換っていい加減な作業でしていいものではないです。

例えば、バッテリーを繋ぐ端子を浅く緩く取り付けて走るうちにバッテリーの端子が外れてしまう…聞いたことがない話ですが、車の扱いが雑な人に車のハンドルを握ってほしくないのが個人的に思うことです。

最後、作業の補助をしてくれる人がいない場合。

父はいつも一人でしていたので僕も次からは一人でも出来るかなって考えていますが、初めてなら経験者が横にいる時にしましょう。じゃないと、不安で不安で作業にならない。それに、なにかトラブルが起きた時や作業を補助してくれる人がいたほうが二人で作業に不備がないか点検をしつつできるから安全です。

スマホで調べながらもできますが(例えば、youtube)、いざ自分の車を前にすると、エンジンルームの部品配置が違っていたりして何を触っていいのか自信がなくなるかもしれません。

父親と相談

帰宅した父と今日のガソリンスタンドでの出来事を話した結果、自分でバッテリーを買って自分で交換すればいい、ということでした。バッテリー交換……不安だけど、自分で出来ることは自分で出来るようになろうと思ったので挑戦してみることにします。

ただし、父に見てもらいながら作業するという条件付きでの取り組みです。

バッテリー選び

そもそも自分の車に合ったバッテリーをどうやって探すかです。

最初に車のボンネットを上げ、バッテリー上面に書いてある6桁の英数字を確認します。

僕の場合、40B19Lでした。これを例に見方を説明すると、

  • 40は、始動性能・容量のグレードを表します。数字が高いほど、高性能なバッテリーとなります。
  • Bは、短側面のサイズ。
  • 19は、超側面の長さ。
  • Lは、端子の位置を表しています。

今使っているバッテリーと同じ規格のものを選べばいいわけです。

店に並んでいるバッテリーのパッケージには上記のような英数字が大きく記載されているので探すのは難しくないはず。自信がなければ店員さんに尋ねてみてください。

 

僕が行った店には僕の欲しい規格のバッテリーが5種類ありました。

違いは、保証年数とメーカー、あとは価格の違いでした。場所によっては寒冷地仕様のバッテリーも並んでいるかもしれないです。

僕の場合、車が古くてそろそろ車も変えたい心境なので下から3番目に安いものを選びました。値段は約6千円。僕が買いに行った店だと、一番安くて3000円台のもありました。それでもいいかなって思ったんですが、2年保証がついていたので結局は6000円のを買いました。そのあたりは個人の安心を買うのにいくらが必要かって話だと思います。人って安すぎても不安で買わないなんてこと、よくありますよね?

実際の作業

作業自体は15分から20分前後で完了。

意外に早く済みました。

大まかな手順としては、

  1. 車のエンジンを切る
  2. ボンネットを上げる
  3. 古いバッテリーのマイナス端子を外す
  4. 古いバッテリーのプラス端子を外す
  5. 古いバッテリーを垂直に持ち上げて取り出す
  6. 新しいバッテリーを垂直に下ろして乗せる
  7. プラス端子から繋ぐ
  8. マイナス端子を繋ぐ
  9. エンジンを掛かるか試してみる
  10. 問題なければエンジンを切る
  11. バッテリー端子が外れないように各所をしっかり締める

こんな感じでした。詳しくは、

バッテリーの交換方法|バッテリー基礎講座|古河電池株式会社

で読んでみてください。

後、バッテリーを脱着に使った道具はレンチくらいです。ついでに軍手もあると手が汚れないくらいです。なくても素手で交換しても問題なかった。

SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組

SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組

 

こういうのがあれば問題ないかともいます。 

バッテリーの処分

バッテリー交換が無事成功したので、レシートと古いバッテリーをバッテリーを買った店に持っていき処分をお願いしました。これ、自分で廃棄処理すると500円くらいお金を取られてしまうので、バッテリーを買った店が無料回収してくれるとすごく嬉しいです。僕の住んでる場所付近ではホームセンターはこういったサービスをしてくれます。

 

そもそも古いバッテリーを引き取ってもらうつもりで、ホームセンターの駐車場でバッテリー交換をしていました。平日で駐車場がガラガラだったのでしましたが、場合によっては店側に先に許可を貰うとかしたほうがいいかもしれません。

その後、車の調子は問題なし

バッテリー交換して2週間くらいになりますが、問題なく走れています。

正直なところ、車もだいぶ古くなってきて今年の夏を乗り切れなかったらどうしようって不安でした。でも、バッテリー交換してから車の調子も良いし、来年まで乗れそうとか思ってます。

あと気になる点は、エアコンの風量が少し弱いのでガスが濡れているのかもしれないということです。これに関しては素人には無理なので業者頼りになりますね。

最後に

以上で、 軽自動車のバッテリー交換を自分でしてみたら意外に簡単だった は終わりです。

タイヤの交換、ワイパーの交換、バッテリー交換。自動車の部品に関して出来ることは、この3点になりました。 

実際、ガソリンスタンドで提示された金額より3000~4000円は安くできました。

この差額って結構大きくないですか?作業で使うときに紹介した工具を買ったとしても余裕で自分でしたほうが安い。工具はこれから先も使えるからね。

でも、バッテリーのグレード、車種によって価格帯はもっと高いのもあるので人によっては、もっと得をする人、または労力の割には得をしない人。自分で作業したばかりに、他の部品を壊してしまって高くつく人もいるかもしれない。

 

安全運転、きちんと整備された車の乗りましょう!

ではっ!