暁の水平線-あか空

暁の水平線に-あか空

アニメ、マンガ、小説、ゲームを中心に書く雑記ブログです。

ブログの読者ターゲットを絞りたいなら、児童文学から学ぼう

 

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タイトルの内容に気付いたのは、安酒のワインで酔っ払った日の夜中です。

僕は1本、300円もしないスパークリングワインをラッパ飲みしてから寝ました。

僕は酒が強いほうではないので、250mlの半分で酔ってしまいます。コスパ、良いんですよ。

で、やることもなかったので夜の11時半には寝ました。ただ、夜中の2時半には目が覚めて直前までに見ていた夢のことを考えていました。

夢の中で知らない高校生くらいの女の子と、どんな小説を書こうかとか会議してる内容でした。

以前にも、趣味で小説を書いていることを書きましたが、夢でも参考になりそうなものがあれば、それについて考えますし、メモも残すようにしています。たまに、面白い夢って見ることありません?それは自分一人が面白いと思ってるだけの内容かもしれないんですが、書き出して読み返せば、ホントに面白い内容なのかツマラナイ内容なのかは客観的に判定できます。

 

じゃあ、なんで児童文学は読者ターゲットをよく絞り込めているかって本題に入ります。

 

児童文学は、読者層の識字能力をよく考えている。

 

これに尽きます。

ブログを趣味で書いてる人にとっての読みやすい文章や理解しやすい説明って、ある程度の漢字や小難しい言葉や比喩表現を理解できる人でしょう。でも、児童文学は、小学生がメインの作品です。読者の学習進捗で読める漢字は違うし、飽きずに連続して読める文章量だって違います。

 

ここまでの文章は、結構、漢字で説明しています。

 

これが児童文学なら、

 

ここまでの ぶんしょうは、けっこう、かんじ で せつめい しています。

 

もしくは、

 

ここまでの文章(ぶんしょう)は、けっこう、漢字(かんじ)で説明(せつめい)しています。

 

読み仮名のルビを振るか、単語単位で平仮名を書いて、読点(  のこと)以外で言葉を理解しやすくするときは、空白を一マスおく配慮をします。

 

読者が楽しむための文章ってことを第一に徹底的に考えられています。

中でも、僕が参考になった作品は、かいけつゾロリ」シリーズです。

作者:原 ゆたか さんです。作者名も、平仮名が多くて、小学一年生の子供でも名前を覚えてくれそうです。

 

かいけつゾロリの工夫

表紙裏に本編以外のオマケのイラストや付録がついている

本編に入る前から、この本が面白そうだと思わせてくれます。

書店で本を手に取って中身を確認するにしても、こういう付録要素があると買って手元に残したいって気持ちが昔はあった気がします。

文字サイズが大きめに設定されている

今、僕の手元には「かいけつゾロリのテレビゲームききいっぱつ」があります。

 

 これです。

発売日が1998年ですから、当時の僕は7歳です。定価900円と書かれているので、文庫本の小説よりも少し高めの設定だったんですね。昔の僕は500円のお小遣いでこれを買ったのか。約2か月分の小遣いを使ってでも、買いたくなる魅力を当時の僕に感じさせてくれたんでしょう。

 

まぁとにかく、一字一字が大きい。計ってみると、一文字で5、6mmの大きさです。一ページあたりの情報量も当然、少ない。少ない代わりに絵が豊富です。各ページに絵が載ってます。そうやって読書に飽きないようにしてあります。大人でも、細かい字がびっしり詰まっている文章って苦手な人が多いと思います。みなさん、どうですか?

それでも読書に飽きたら……

かいけつゾロリの母は、既に他界している設定です。

主人公の母は亡くなっており、父は行方不明で生死不明。結構、ハードモードな人生を送っているゾロリです。そんな彼の母は、幽霊として作中にこそっと登場します。

 

風景の一部に溶け込むように描かれているので、読者の子供たちは、ゾロリの母の幽霊を探すゲームに切り替えながら読書が続けれる。そんな手も使ってるんですよ。なかなか探すのが難しいので、友達と協力して探していきます。読書嫌いにならないような措置とでも言えばいいのか、とくにかく文を読む以外の部分にも力を入れている作品です。

言葉の表現には徹底して気を付ける

記事を書くために久し振りに読んでみたんですが、おそろしく読みにくい文章でした。漢字が少なくて、平仮名で溢れかえっているような文章です。漢字に慣れてしまった僕たち大人には漢字で書かれていないストレスが生まれてしまいます。これも、大人を読者ターゲットにする気がないことの表れでしょう。すべてはこどもたちのための本です。

本文では、主人公のゾロリやカタカナ表記の言葉にも、ひらがなでルビを振る徹底ぶりです。

他の作品で昔、よく読んだ本

小学生から人気の本っていうのは、それだけ、小学生のことを考えた作品作りをしているはずです。更に、何年生くらいの子供がハマる本にするかも考え抜かれています。

僕が小学生のころ、よく読んだ本で、シリーズ化していた本が多かったような気がします。しかも、長編シリーズ化する傾向もあります。覚えているだけでも紹介します。

 落第忍者乱太郎

正式なタイトルを今まで知らなかったです。「忍たま」って覚えてたので。というか、まだ作品が続いてたんですか……長いですね。2017年4月24日時点で61巻が最新巻です。

 

落第忍者乱太郎 61 (あさひコミックス)

落第忍者乱太郎 61 (あさひコミックス)

 

 

ズッコケ三人組

うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫)

うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫)

 

 家にあります。

昔、実写ドラマ化もするほど、人気作でした。

高学年向けの作品だと捉えています。理由は話の内容です。上の話でいえば、小学生のハチベエたち三人は、防波堤の釣り人相手に飲食を販売して一儲けを企んで、クラスメイト相手に資金調達をして商売の難しさに挑戦する話です。なかなか面白い話で、今でもちょっと楽しめました。

怪談屋敷レストラン

 

1幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)

1幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)

 

 小学生がトラウマにならない程度のこわさで書かれたホラー小説とでも言いましょうか。絶妙な怖さです。怖いもの見たさで昔、よく学校の図書室で借りていました。

デルトラ・クエスト

デルトラ・クエストI (1) 沈黙の森

デルトラ・クエストI (1) 沈黙の森

 

 王子が仲間を連れて世界を旅して、影の大王と呼ばれる強敵に立ち向かうべく、七つの王家に伝わる宝石を探します。いわゆる冒険譚(ぼうけんだん)です。発売日からして、僕は当時小5です。作品の中で、謎解きを読者もする話がありましたし、小学校 高学年向けの本だと思います。

さいごに

以上で、 読者ターゲットをよく絞ってる文章は、児童文学を読めばわかるでした。

 読者を細かく分けて、読者が最後まで楽しく読める文章作りを徹底していることが分かってもらえたはずです。

 

万人受けする作品よりも、誰に読んでもらう作品なのかが明確であることが、根強いファンを作るということが分かります。現に、落第忍者乱太郎は今でも新作を出している長寿作品です。アニメも昔と変わらず、平日の夕方に放送され、子供時代に毎日見ていたであろう人は、今度は自分の子供と一緒に見てあげる側になるほど続いている人気作です。アニメ「忍たま」は実写映画もされましたし、読者ターゲットをよく見極めた結果、いつまでも愛される作品になるわけです。そういうわけで、僕も児童文学に倣い、今後のブログ運営に応用していきたいと思います。

 

ではっ!