暁の水平線-あか空

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アニメ、マンガ、小説、ゲームを中心に書く雑記ブログです。

【聖地巡礼】《氷菓》4月3日は生き雛祭りへ行こう!

お題「ひな祭り」

 

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  3月3日、ひな祭りの日です。

 写真の鬼は、高山市で毎年開かれている生き雛祭りの参列者です。

 

世界から観光客が集まる高山市。伝統文化とアニメ

 昨年は「君に名は。」が国内外で大ヒットしました。現在も新たな観光客を呼び寄せている高山市ですが、その前に高山市を舞台に注目を集めたアニメは米澤穂信先生が書いた「氷菓」です。

 僕も去年の9月に「君の名は。」を見ました。作中では、「言の葉の庭」の雪野百香里が宮水三葉の通う高校に勤務していました。言の葉の庭を見たことがある自分にとって、高山市で楽しそうに授業をしている光景で見れてホッとしました。言の葉の庭では、職場のストレスで一時味覚障害のような状態でしたから。

 彼女、雪野百香里先生が作中でキーワードになる「かたわれどき」という言葉を授業中に教えるシーンがありました。これが後々大事なヒントになるわけですが、「君の名は。」のこと書いていると、また映画を見たくなりますね。そんな僕は、映画を見た次の日に組み紐を手作りしていました。

 高山市と言えば歴史のある桜「臥龍桜」があったり、アニメの聖地巡礼にもなっている岐阜県の中でも人気の観光スポットです。

 臥龍桜について書いた以前の記事

akasora.hatenablog.jp

 

 高山市内の喫茶店「かつて」と生き雛祭りについて書いた記事

akasora.hatenablog.jp

 なぜか喫茶店「かつて」の記事中に生き雛祭りについても書いていました。前振りとして生き雛祭りを紹介した為、改めて同じことを今回書くつもりはありません。その代わりに、祭りで撮った写真を公開しようと思います。個人が特定されないように一部画像修正はしています。

 2016年の生き雛祭りの様子

 祭り会場になる「飛騨一宮水無神社

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 2016年4月3日は日曜日ということで全国から祭りの見物客が来ていたようです。この祭り「生き雛祭り」は曜日は関係なく4月3日に行われます。旧暦のひな祭りの日に行うと決まっているようです。これからもっと人が集まっていきます。

神社周辺を周る様子

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 ひな人形を人間が代わりにする祭りで、お内裏様とお雛様だけでなく様々な衣装を着た人が歩きます。この人たちの歩みに合わせて見物人もぞろぞろ歩き出します。

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 馬も歩いていました。馬って雛壇にいた記憶がないです。我が家のひな人形にひな壇には、牛はいた気がします。牛車を引く牛の代わりの馬なのかな?牛が暴れたら危険と判断した対策として。

公式サイトにも昨年の写真が載っています。

hidamiya.com

 

さいごに

 昨年、生き雛祭りに参加できて楽しい休日を過ごした思い出です。

 今年の生き雛祭りは、月曜日です。働いている人は有休を取らないと行けないので、なかなか行きたくても行けない人が多いのではないでしょうか。僕も今年は行くことができないので、土日に生き雛祭りが開催される年は何年後になるのか。調べると、2021年が土曜日開催になるようです。4年後です。待てない人は、有休なり仮病なり使って行くしかない。

【聖地巡礼】【氷菓】高山市内にある喫茶店「かつて」へ行った話

どうも、須田ジーノです。

 

別記事で臥龍桜について紹介した時とは違う日に喫茶店「かつて」へ遊びに行ったことを書こうと思います。

akasora.hatenablog.jp

 4月3日と言えば?

高山市で4月3日と言えば何の日でしょうか?

 

氷菓ファンなら周知のことですが、「生き雛祭り」の日です。

生きびな祭りとは

 

春のおとずれの遅い飛騨はひと月おくれの”ひなまつり”を迎えます。

このお祭りは、昭和27年、もともと蚕糸業が盛んだったこの地方で、春秋の2回蚕糸業祭がおこなわれて蚕糸業農家の年中行事となっていた養蚕豊鐃と地域農業の振興を祈念する春の養蚕業祭に、寒冷地のためにひと月遅れて行われるひな祭りをとり入れ、絹に象徴される女性の気品と幸福を祈念するために始まりました。

引用:生きびな祭 | 飛騨一之宮観光協会

 小説「遠回りする雛」を読んだ時は、もっと古い時代から行われている祭りだと思ってました。でも、観光協会の説明による起源は昭和なんですね。少し意外です。

 

そもそも僕がこの店に来たのは、生き雛祭りを見るために前日から泊りで来ていたからです。どうせなら、氷菓で登場した喫茶店で、出来れば個室でお茶飲むのが目的だったんです。営業前の朝にほかの客と同じように並んで待っていました。

 

粋な計らいですね。店員の方が、4月3日だからって別の看板を付けてくれました。

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どうですか?氷菓と同じ!喫茶店「一二三」です。

で、通常の店の看板が次の写真です。

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茶店「かつて」は氷菓ファンでなくても楽しめる素敵なお店です。

僕が4月3日に来たときは、営業開始直後にもかかわらずほぼ満席でした。氷菓に出てくるような席は既に埋まっていて、カウンター席を案内してもらいました。以前も同じ場所を案内されたこともあって、なかなか折木と入須先輩の2人が座った席に案内されません。いつかは、あの席に座ってみたいです。

 

もし、忙しいとか遠方から高山市へ旅行は時間的に厳しい方は、下記の喫茶店「かつて」のページで店内の様子を見ることができます。これを見ると、まだ遊びに行ったことがない人は余計に行きたくなるかもしれません。

飛騨高山・古い町並『喫茶去 かつて』

表側の窓ガラスが珍しい

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窓ガラスの表面が平らではないです。昔のガラス、機械で製造される前のガラスは表面がゆがんだ状態だったそうです。外を通る人にジロジロ見られるのが苦手なので、こいう窓はいいですね。

2階はこんな感じ

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和室のカウンター席みたいな感じです。

特に仕切りがあるわけでもないので、解放感はあります。この日、「生き雛祭り」当日の朝ということで、近くの席の人達が、氷菓の話で盛り上がっていたを覚えています。2階の窓は普通なんですね。

オシャレなメニュー「白いパフェ 雪どけ」 

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僕が注文した「白いパフェ 雪どけ」です。スプーンが小さなシャベルになってます。

雪に見立てたアイスクリームをシャベル型のスプーンで削りならがら食べていきます。

氷菓ファンならアイスクリームを注文しましょう。やっぱり高山は寒いから、雪かきを連想して作ったんでしょうか?雪どけってネーミングセンスは好きです。高山の春は遅いから、それを食べてなくしてしまおう、とかそういう意味も含まれて……と、書きながら思いました。

 

次店に行ったら聞いてみたいです。

感想

高山は何回行っても楽しいです。まだ、春と秋にしか遊びに行ったことがありません。高山市の図書館も1度行きましたが、図書館好きにとってあの歴史的建造物は何度でも足を運びたくなる場所ですし。喫茶店「かつて」にしてもそうです。毎回、白いパフェ 雪どけを注文して満足して帰ってしまう自分がいます。それも楽しい時間なので公開はしていませんが、他のメニューも美味しそうだと思います。

 

それと、「かつて」の近くに氷菓で登場する「バグパイプ」という喫茶店があります。そっちも高山へ来たら必ず寄る店です。こっちは、古典部メンバーのあの4人が遊びに来たことがあるようで、カウンター席の奥の壁に4人のサイン色紙が飾られています。こちらについても紹介できれば書きたいと思います。

 

では。

【聖地巡礼】【氷菓】樹齢1100年の臥龍桜を見に行った感想

こんにちは、須田ジーノです。

 

岐阜県高山市にある桜の名所、「臥龍桜」へ行ってきました。

臥龍桜って何? って人も多いと思います。

僕はアニメ「氷菓」をきっかけに知りました。

全国的には有名ではないのかもしれませんが、樹齢1000年以上、1100年以上も生きた桜で、花が満開になった姿は一見の価値があります。

 

臥龍桜って?

 樹齢1100年を誇る壮麗な桜です。

国の天然記念物にも指定された貴重な桜で、見頃は4月の中旬から下旬です。

まずは、僕が撮影した臥龍桜を見てください。

 

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2015年4月25日に撮影したものです。僕は、デジカメで撮りましたが、1眼レフカメラを持った人が大勢いました。

氷菓での登場話

アニメ最終話(22話)の終盤で登場します。原作なら「遠回りする雛」です。

高山市の伝統的なお祭り「生き雛祭り」が終わり、千反田える折木奉太郎臥龍桜を背に話しているシーンがあります。アニメでは、生き雛祭りの日に臥龍桜は満開になっていましたが、桜の見頃と祭りの日程を考えると難しいみたいです。

  • 生き雛祭り4月3日
  • 臥龍桜の見頃は、例年、4月中旬から下旬

 アクセス

電車で来られる方は、帰りに気を付けて下さい。飛騨一ノ宮駅は、停まる電車が圧倒的に少ないです。僕が最寄り駅に午前10時台の電車で降りました。撮影も終わって時刻表を見ると、次の電車は午後3時以降しかありませんでした。結局、周りにタクシーもなかったので歩いて高山駅まで行きました。移動手段の確保は事前に決めた方がいいです。車で来ることをお勧めします。 

 

過去、高山市の観光記事を一覧化した記事です。

補足説明もつけて記事の紹介をしてあるので、どれを読むか悩んだら一度、ここを開いてみてください。

 

akasora.hatenablog.jp

 

旧暦の雛祭りの行事を見に行ったレポートです。

高山市は旧暦4月3日の雛祭りの日に「生きひな祭り」という伝統行事があります。

これは、人がひな人形の役割をそれぞれ演じて神社周辺を行列をなして歩いて回るというものです。

 

 

akasora.hatenablog.jp

 

アニメ「氷菓」で登場した和喫茶へ遊びに行きました。

普通においしいスイーツがたくさんありました。

 

 

akasora.hatenablog.jp

 高山駅から少し離れた場所にあります。

車がないと厳しい立地条件ですが、古民家や郷土の歴史みたいなことに興味がある方にはお勧めです。

 

 

akasora.hatenablog.jp

 

秋の高山祭へ行ったレポート。

山車(だし)で披露される人形のカラクリは凄かったです。

紐がつながってないのに、人形が飛び跳ねたり、懸垂したりします。

どんな仕組みなのか全然わからないです。

 

以上、臥龍桜についての感想でした。